観葉植物は、シックハウス症候群の原因物質となるホルムアルデヒドなどの有機溶媒や、たばこの煙に含まれる有害物質などを吸収する能力があります。
例えば、六畳の室内に大型の観葉植物を1本置くだけで、たばこの主成分であるアセトアルデヒドなら24時間で全て吸収され、シックハウス症候群の主要な原因物質であるホルムアルデヒドも90.7%吸収されるという実験結果もあるようです。
有害物質の吸着能力の高い観葉植物としては、アレカヤシ、ゴムの木、カンノンチクなどが挙げられます。
「フィトンチッド」
樹木からは防虫・殺菌能力を持つ揮発成分「フィトンチッド」が放出されています。
樟脳はその代表的なものです。
また、フィトンチッドには自律神経を整えて、精神をリラックスさせる働きがあるともされており、森林浴やアロマセラピーはその代表的な例です。
「湿度調整作用」
観葉植物は、蒸散作用により乾いた空気に湿度を与える能力があります。
多くの観葉植物が日に100g~500gの水分を蒸散しています。
また湿度が 50~60%になると自然に蒸散が抑えられるという性質があり、必要以上にジメジメしてしまうこともありません。
蒸散能力に優れる観葉植物としては、アレ カヤシやホンコンカポックが有名です。
「マイナスイオン」
観葉植物からはマイナスイオンという健康物質が放出されるとされています。
マイナスイオンが不足すると自律神経の働きが悪くなり、血液 がドロドロになったり、不眠や便秘、肩のこわばり、冷え性など様々な悪影響を与えると言うことで、観葉植物のマイナスイオン効果が期待されます。
オフィスやお部屋に是非!